2019/11/15

日記。

くろのろくに書けと言われたので逆らえない。


日記を書く癖というか、学がない僕は少し文章を書くだけでも大変疲弊してしまう為20年数年生きていきて日記が3日続いたことがない。前にも書いたと思うが僕は部屋に時計を置きたくなくて、なぜならというと休日に時計を目にすると大変心を痛めてしまうからだ。もう3時間たったのか? 何もしていないのに。何もしていないのに休日が壊れた。

日記にしても同じことで1日を振り返るにあたり白紙の紙を前にし何も書くことがなく、そこで初めて自分が空虚で虚しい1日を過ごしたことを自覚する。そして言葉を全部失った夜に沈もう。

たまのパルテノン銀座通りは名曲だよな。誰もわからないか。


昔から日記を書くのが下手だった。

今でも覚えてるのは小学校低学年の思い出。

夏休みの宿題として日記が出された。毎日つけるものではなく「夏休み中に自分が特に楽しかった3日を選んで日記にする」というものだった。うちの両親は僕と妹が幼い頃よく家族旅行に連れて行ってくれた。その年も全ては覚えていないが沖縄だったり遊園地だったり海、プール、水族館、いろいろと連れて行ってもらった。

さぞ、日記の内容に困らない夏休みだっただろう。それなのに僕が日記に選んだものは「雨の日に近くのレンタルビデオショップで借りた映画を家族でボーッと見て過ごした」というとるに足らない1日だった。

母親が大変不機嫌になっていたのを覚えている。まるでうちが夏休みにどこにも連れて行かないケチ臭い親のようではないかと。

しばらくは家族旅行に連れて行ってもらえなかった。

今でも思い出すたびに自分で苦笑いしてしまうが、僕らしいエピソードだなとも思う。

今日もペルソナ5Rを買ったので15時間くらいぶっ通しで引きこもりプレイしている。

腹が減ったのでカレーを食べながら思う。

よく磨いたスプーンに映る曲がりきれない毎日を。苦笑いをしながら